稲荷神社 いなりじんじゃ



鎮座地 栃木県芳賀郡茂木町大字三坂329
神社への交通
    真岡鉄道茂木駅より2㎞

祭神名及び御神徳
【主祭神】倉稲魂命(うがのみたまのみこと)
      農作物豊穣・殖産興業・招福
【配神】 誉田別命(ほんだわけのみこと)
      農作物豊穣・殖産興業・招福
     大山祇命 (おおやまつみのみこと)
      山の神・水の神・田の神/農作物豊穣

例祭日
 10月30日(現在は11月第1日曜日)
   ※盆踊りが旧盆に行われていたが、現在は開催されていない。

由緒沿革
 寛永13年(1636年)9月。庄屋稲葉惣右衛門が、村人一同と相談し京都伏見稲荷明神より御写を勧請して三坂の坂下に鎮座した。また寛文10年(1670年)9月には、京都岩清水八幡宮より道師護持院を勧請、庄屋稲葉善兵衛が現在の三坂清水地内にこれを合祀した。以来この附近を清水と称したという。その後宝暦7年(1757年)9月29日に、現在地字塚戸に遷座し、同時に相模国より大山祇神を勧請し三神を一殿に合祠し本殿を建設した。寛政9年(1797年)拝殿増築に際し、京都伏見稲荷明神本宮正官羽倉攝津守導師惣持院により、御神体を一時庄屋稲葉吉右衛門家に遷座して工事に着手した。樹木を植え、境内は荘厳を極め、氏子の崇敬の念は益々篤く、本殿・拝殿が老朽化するたびごとに浄財があつめられている。
 古くから、農民のお祭りとして親しまれている風祭が行われ、総代が境内を清掃し、参拝の後、 拝殿にて赤飯や甘酒などで直会。現在、直会は公民館で行っている。