國神神社 くにがみじんじゃ

鎮座地 栃木県芳賀郡茂木町大字山内1034
神社への交通
    真岡鉄道茂木駅より10㎞

祭神名及び御神徳
【主祭神】大巳貴命(おおなむちのみこと)
      五穀豊穣
【配神】 少彦名命(すくなひこなのみこと)
      五穀豊穣
      斉主命(いわいぬしのみこと)※別名 経津主命(ふつぬしのみこと)
       武運長久
【末社】 大杉神社
     八坂神社
【境外社】愛宕神社
     桑名神社
     阿志利神社

例祭日
  春祭  4月1日(現在は4月第一日曜日)
  天王祭 6月17日(現在は6月17日に近い日曜日)
  秋祭  11月19日(現在は11月第三日曜日)
  じかたまじない 旧暦6月1日以降の日曜日

由緒沿革
 創始については不詳とされる。山内の郷は、一帯から縄文・弥生の土器が出土するなど歴史のある場所である。清流那珂川に生息する魚や、なだらかな丘に田畑が拓かれるなど自然の恵みに溢れており、いにしえより人々が生活してきた痕跡が残る。奥には低山が位置し、その川・平地・山の自然の恵みの中に、古くから人々の暮らしが営まれた処である。
 広やかな耕地から、山に続くその麓の境に鎮まるのが國神神社である。創建の詳細は不明なれど、かつては國神大権現と称される古社であり、参道の杉並木を抜けるその奥に鎮座する御社殿は、山内の郷人が、太古の昔から自然への畏敬の念を表す場所として、大切に守ってきた聖地である。代々の氏子により、祭祀は厳修され、今も境内地は清々しく整備されている。
 主祭神は大己貴命(大国主命・大黒様)であり、病気治癒や縁結びの御神徳に優れ、特に、「じかたまじない」は痔病治癒の御利益を戴ける祭典として広く崇敬者を集めている。長いこと途絶えていたこの神事は、平成24年に復活し痔の治癒のみならず予防にも御利益があるまじないである。
 境内社「八坂神社」の例祭「天王祭」では、親子二基の御神輿が山内下平地内を練り歩き、那珂川の清流に入って疫神を祓い清める勇壮な祭りとしても知られている。
 境外社の愛宕神社では年に二回の祭典が奉仕され火防の神事が営まれている。
 昭和30年頃、境内の杉を伐採した際、樹齢約300年の杉が多く見受けられた為、少なくとも350年以上もの歴史ある山内地区の鎮守の社であったといわれる。