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人生儀礼のご案内

 神さまに対して、お願い事をするばかりでなく、日頃の感謝の気持ちを捧げるのが神社での心得です。
 安産祈願、初宮詣、七五三、十三詣、成人詣、結婚式、還暦祝いなど人生の節目の神社参りはその表れであり、大切な日本の習慣です。それぞれの参拝に意味が込められますが、普段、知らず知らずのうちにお導きとお恵みを頂いている神さまに、あらためて感謝の気持ちを捧げ、末永く守って頂けるようお願いをいたします。
 

厄除け祈願

 八雲神社の御祭神は素盞嗚尊(すさのおのみこと)さまです。記紀(古事記、日本書紀)にも頻繁に登場する神さまで、そのなかでも、八岐の大蛇(やまたのおろち)を退治したことから、厄を祓うお力の強い神さまとして信仰を集めております。
 
 厄除けと一口に言っても、厄年(本来は七五三詣、十三詣も含まれます)などの年回りに由来するものや、八方除(鬼門除け、裏鬼門除け)などの方位にまつわるものがあります。
 厄年といわれる年齢の頃は、身体的にも社会的にも大きな変化や転機が訪れる頃でもあります。年回りに由来する御祈祷には、人生の節目にあたり、神さまにこれまでの感謝をし、これからの無事を祈願することを契機に、生活を改めたり、内省する意味も込められているのです。
 また、方位にまつわる厄除けを詳しく見ると、九星のうち四つが厄除けの対象となっています。しかしながら、毎年のようにお祓いを受けるのは、心の面やその他の面で大きな負担を感じる方もいらっしゃるかもしれません。八雲神社では、結婚や受験、新規事業など人生の大事を控えた方や、身辺に良くないことが頻繁に起こる等、気になることがある方の方位を易学表を参考に見て差し上げ、必要に応じて御祈祷をお薦めいたしております。
 お気軽にお問い合わせ下さい。

大願成就

 人は、希望を持ってこそ人生に意義や目的を得られます。志をもち、はじめの一歩を踏み出すことが大切です。そして、ゆっくりでも志の達成に向かって努力をつづけ、出来ればスムーズにその志を達成したいと考えるものです。
 そんな時に、神さまの大いなる恵みと導きを望むことも大切なことのひとつです。
 もし、努力の課程で得られた良き縁や出会いがあったときは、ただの偶然と思わずに、神さまの導きと考えてみてはいかがでしょうか。それは、良縁を得られたことに感謝し、大切にし、更に心がけを良くすることにも繋がります。
 
 

厄年を迎える方へ

御神事前の本殿

 厄年に際しては、運廻りよく過ごすことが大切です。
 八雲神社の主祭神・素盞嗚尊さまは、厄神を打ち祓い、方位の吉凶を司る八将軍の御祖神として、厄除けの御利益に優れています。
 この機会に、御神前でお祓いをされることをお勧めいたします。また、これまでお世話になった親や家族、近隣の方や仕事の上司など周りの方々への感謝の気持ちを持ち、これからもご助力いただけるよう心掛けましょう。
 そして、厄除け祈願の際は、普段知らず知らずのうちにお導きとお恵みをいただいている氏神さまに、これまで無事に過ごして来られた感謝とこれからのご多幸をご祈念下さい。
 

八雲神社

栃木県芳賀郡茂木町茂木1609
電話FAX共 0285-63-0479